弁護士・中小企業診断士の谷田が,中小企業の皆さんを法律・経営両面で支援します。

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人事制度のご提案

サラリーマン

 後述する「組織体制の整備」もそうですが,「人事制度の整備」は売上増大に直接つながるテーマではないためか,中小企業の皆さんには今一つ人気のないテーマです。「大事なのはわかっているんだけど,目の前の営業や生産・販売で手一杯・・・」という会社は多いのではないでしょうか。
 ですが,中小企業の経営は,大企業のそれに比べ,個々の従業員の活躍に依存するところが大きいと思われます。そのため,企業の中長期的発展のためには,従業員の能力・モチベーションをうまく向上させる人事制度が重要になってきます。
 人事制度のアイデアを中小企業診断士に出させることで,事業者様は営業や生産といった「核となる活動」に専念できるわけですし,是非ご相談頂ければと思います。
 谷田は,主に「能力開発」「モチベーションアップ」の2つを実現する人事制度をご提案します。
(1) 能力開発
 従業員の能力開発といっても,方法は様々です。
 中小企業においては,実際の業務の中で,先輩や上司の仕事ぶりを新人に見せながら覚えて行ってもらう(=OJT)ことが多いと思われますが,ともすれば「育成の丸投げ」になりがちです。
 「現場で生きた技術・ノウハウを学ばせる」というOJTのメリットを生かしつつ,育成結果を安定させる工夫を,業務内容に合わせてご提案いたします。
(2) モチベーションアップ
 従業員のモチベーションアップの手段として「仕事の成果に応じてボーナスを出す」といった成果主義の採用がしばしば取り上げられますが,単に「仕事の結果に対してお金を出す」だけでは従業員のモチベーションアップに繋がらないことがあります。就業規則の検討にも関連しますが,従業員のモチベーションアップに繋がる説得的な賃金規程の整備をご提案をさせて頂きます。
 また,金銭を介さないモチベーションアップの方策も会社の状況に合わせてご提案いたしますので,遠慮なくご相談下さい。

組織体制の整備

 少人数で会社の運営をやりくりしていた創業時であれば,リーダーを始め「気が付いたメンバーが目の前の仕事をこなす」という方法でも経営を維持できます。
 ですが,会社の規模がある程度大きくなってきたらそうもいきません。特定のメンバーが欠けても業務を継続でき,役割分担も明確にした「組織デザイン」を意識しなくてはなりません。具体的には「指揮系統をどのようにするか」「管理職にどこまで権限を与えるか」といった問題です。
 どのような「組織デザイン」がベストかは,その会社の風土や歴史,業種や規模等によってまちまちです。組織デザインに合った社内のルール作り等も含めて,谷田がご提案をさせて頂きます。
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