9月18日,谷田自身も所属する「宮崎県中小企業診断士協会」の会員向けに講演をさせて頂きました。
お題は「中小企業の弁護士活用法」です。
谷田自身が診断士協会に入会してはや5年余,付き合いの長い診断士の先生とは「こういうトラブルなら弁護士の出番」「こういうトラブルの場合,弁護士費用がこのくらいかかる」といった感触を共有できています。
そのおかげで,トラブルに巻き込まれた中小企業を弁護士へ適切に誘導して頂いたりと,士業間連携をうまく取れてきました。
ただ,この2年ほどで,宮崎県中小企業診断士協会の新入会員が急増し,面識のない診断士の方も増えてきました。ここらで「中小企業は,どういうときに弁護士に相談したらいいのか」「弁護士は,どういうふうに中小企業のお役に立てるのか」について,整理してお伝えした方がいいかと思い,登壇の機会を頂いた次第です。
講演の方法は,もはやポピュラーになったzoom方式です。
商工会議所の経営指導員の皆さんにもオブザーバーとして入って頂き,中小企業の弁護士活用法について約90分,じっくりと説明させて頂きました。
まだまだ,宮崎県では「弁護士=離婚,裁判」という認識しか持って頂けていないのが実情です。
ですが,小規模会社であっても「売掛金回収」「労働問題」「不動産トラブル」「相続」など,弁護士のケアを受けた方がいいテーマはたくさんあるものです。
また,トラブルになる前の段階で,弁護士の助言をこまめに受けるといった活用法もあります。
このように,「そもそも,どういうときに弁護士に相談・依頼したらいいのか」についても,お伝え出来ることはたくさんありますので,ご関心をお持ちの事業者団体様や士業団体様がおられましたら,お気軽にお問い合わせ下さい。