11月11日,宮崎太陽銀行様と診断士協会の主催で「経営改革セミナー」が開催されたのですが,このセミナーで1時間余講演をさせて頂きました。
講演のお題は,「中小企業法務の注意点~働き方改革を中心に~」です。来年4月から中小企業にも適用される「時間外労働規制」と,再来年から施行される「同一労働同一賃金」について解説をさせて頂きました。
また,これら働き方改革以外にも,中小企業経営者がはまりがちな「労使紛争の罠」についても,実例を交えて解説させて頂きました。
経営者の方にとって,労務は「頑張っても売上・取引先が伸びるわけではない」ということもあって,今ひとつ人気がありません。
ですが,一旦労使紛争が勃発しますと,軽く100万円単位(下手をすれば1000万円レベル)の損害が会社に降りかかってきます。
これだけの利益を計上する大変さを考えれば,労務のスキを減らして会社を防衛することがいかに重要で効率的な戦略かがわかるかと思います。
「労使トラブルに備えて何から手を付けて良いか分からない」という経営者様は,是非トラブル発生前にお声かけ下さい。