弁護士・中小企業診断士の谷田が,中小企業の皆さんを法律・経営両面で支援します。

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顧問弁護士・本当のメリット3

2019年01月14日


 電話やメールを通じてこまめに相談できることは,会社内の法務担当者様のレベルアップに繋がります
 他の分野にも共通することではありますが,特に会社法務は,座学よりも「実際のトラブル解決を通じての学習」の方が担当者様のスキルアップが早いです。
 眠くなるような法務の書籍を読み込む座学は,学習効率は決して良くありません。具体的な事例をイメージできないのですから,これは無理からぬことです。
 やはり,会社が実際にぶつかった(あるいはぶつかりそうな)トラブルについて担当者様が弁護士に相談をし,それに対し弁護士が理由を説明しつつ解決策を提案する,ということの繰り返しの方が,頭に入ってきやすいのです。
 実際に,谷田が契約書案を頻繁にご提供したり,それに伴った解説をさせて頂いている顧問先様では,担当者様のレベルアップは目覚ましいものがあります。今や,過去に谷田が提供した契約書をベースにして,簡単な合意書の類を担当者様が自分で作れるほどになりました。(もちろん,その合意書についても谷田がチェックし,更なる改良を提案しています。)

 更に,この顧問先様は担当者様が複数おられるのですが,チャットワークでグループを組んで,そこで弁護士が回答するようにしています。こうすることで,他の担当者様が受け持つ事例や解決策に触れることができ,相乗的に法務レベルが上がっていきます。それまでは総務部がかけもちしていたに過ぎない「法務」が,法務部と呼べるレベルになるわけです。
 弁護士としても,普段の相談を通じて担当者様の法務レベルが上がっていくのは本当に嬉しく,やりがいがあります。

 これまで,法的なトラブル・疑問点をネット検索や他士業への相談で済ませてきた経営者の方には,是非とも顧問弁護士というシステムを試してみて頂ければと思います。
「法律の専門家の回答がすぐに得られる便利さ」
「今までモヤモヤしたまま対応してきた法律問題について,自信を持った対応がとれること」
「社内担当者のレベルアップ」
等,当初は期待していなかった副次的な成果が出て,使い勝手の良さに気づいて頂けると思います。

 ちなみに,(事務所ごとに違いはありますが)当事務所については,契約期間の縛りはありません。ちょっと試してみて,「うーん,あんまり使えないなー」「うちの会社とは合わないな」と思ったらその月で解除してしまえばいいのです。
 法律問題への対応について悩んだ経験をお持ちの経営者様は,経営の足下を固める一手段として,顧問弁護士との契約を検討して頂きたいところです。

なお,当事務所の顧問契約の詳細はこちら
http://www.tanida-lawyer.jp/advisory-contract.php